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  俳子の「守破離」俳句


 句歌留多(四十六句)  疫魔(百八十句)
 戀恋(二十句)  戯花(三十句)  戯画(四十句)
 戯文(二十句)  木霊(二十句)  扇都(三十句)
 人籟(二十句)  緑陰(二十句)  死夢(二十句)
 鎮魂(二十句)  炎帝(二十句)
 蛇惑(三十句)  寧楽(三十句)
        寧  楽   (三十句)  *

    さ よ ふ
   小夜更くる 空のまほろば 天の川
   星月夜 闇深ければ 深きほど
   流星や いにしへ人を 恋ふことも
   百草に 千万の露 宿りけり
   草あれば 草のかたちに 霜の花
    か ぐ       うねび みみなし
   香具晴れて 畝傍耳成 初時雨
   一陣の風 全山の 木の葉雨
   落葉焚く 空には煙 地には灰
   ゆく人の 背を追うやうに 時雨けり
   風花や 西行庵に 主なく
   寒月や 空に影立つ 塔ひとつ
   神将の 十二方より 底冷ゆる
    ゆきもよひ うんすゐ
   雪催 雲水も歩を 速めたる
    ふゆともし           えにし
   冬灯身を寄せあふも 縁なる
   含笑の 百済仏や 春隣
   春浅し 薄日もささぬ 初瀬川
   古都遥か 下萌淡き 三笠山
   水煙の 奏楽飛天 風光る
   春の塵 海山越えて 弥陀の掌に
   十一面 千手観音 春の闇
   春の雷 天地まぐはふ 如くして
                はなばんだ
   み吉野の 奥千本の 花万朶
   飛花落花 西行庵は 戸をもたず
   ひとひらの花屑 旅の鞄より
    な ら や ま
   寧楽山に 旅路の果ての 遠霞
   神木の 千古を生きし 芽立かな
   ひこばえ
   蘖や 起状の多き 山辺径
               し び
   青踏まな 天平の鴟尾 見ゆるまで
   あおあらし
   青嵐 寧楽に寺あり 仏あり
   万緑や 万象ここに 定まりて