探     梅  *

          冬…探梅や 梢を渡る 風の音
            探梅や 日差しなければ 火を恋ひて

            探梅や いづこの枝も つぼみがち
            探梅や 万蕾なるを 目で嘆き

            探梅や かたき蕾の ごと黙し
            探梅や 友の足音 あるのみの

            探梅や 細き坂道 曲り道
            探梅や こごみ加減に ひとの行く
            探梅の 誰言うふもなく 日溜まりへ

            探梅や 手招ぐひとに 寄りて愛づ
            探梅や 連れが指差す 二三輪
            早梅に 美眉集むる 二三人

            探梅や 好男好女 好文木
                           探梅の 遊び心を もてあます


            寒梅の 一輪ほどな 妻が夢
            寒梅や 海光とどく 洋館に

            早梅や 絵馬に重ねて 絵馬結ぶ
             紅冬至 雲龍梅の 紅と白    俳子





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