寒     椿   *

           冬…花薄く 小ぶりなるかな 寒椿
             花びらに 瑕疵あることも 寒椿

             花びらの 痛みてなほも 寒椿
             手に持とか 髪に飾ろか 寒椿

             寒椿 若き胸にも 夜叉が棲む
             風音の そこだけ絶えて 寒椿


             清盛が ゆかりの寺や 冬椿 (北区唐櫃台・多聞寺)
             悲しほど 紅深くして 寒椿

             寒椿 落ちて平家が 武将首
             寒椿 落ちて黒ずむ 血糊色

             落つる首 それはさておく 寒椿


             侘助の 一輪挿しに 叶ふ句を
             寒椿 また訪ね来し 大師道 (再度公園)   俳子





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