冬  の  蠅   *

            冬…日溜りの 花は甘きか 冬の蠅
              花八手 舐めて動かぬ 蠅ひとつ

              冬蠅や 体模様も いろいろに
              冬蠅や 仏に近き 貌をして

              翅破れ 艶の失せたる 冬の蠅
              冬蠅の 近寄る人を おそれざる

              ここにまだ 生きてをりしか 冬の蠅
              手を擦れば 誰も叩かず 冬の蠅
              冬蠅を 打たぬ仏の 心あり    俳子




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