*

          秋…老い果ての 凡たる日にや 芋嵐
            六甲の 峰は動かず 芋嵐

            芋を掘る なれぬスコップ 手にとりて
            鍬入るや 親芋子芋 ざつくざく

            なるやうに なることばかり 芋洗ふ
            平凡に 生きて小粒の 芋洗ふ

            似てゐても どこかが違ふ 芋洗ふ
            月並みの 句にも味はひ 芋洗ふ

            芋洗ふ 人の上にも 人がゐて
            芋洗ふ 水の濁りの 消ゆるまで

            隔世や 神童老いて 芋洗ふ
            神童の その後は知らず 芋洗ふ    俳子




      前頁(村歌舞伎)へ  この頁のTOPへ  次頁(甘藷)
  575 俳子ワールド
 俳子の俳句横丁
 俳子のインターネット歳時記
        INDEX版
 神戸観光名所歳時記
 須磨・句碑めぐりの旅
 俳子の守破離俳句
 俳子の独断状
    ホームへ

 俳子のインターネット歳時記 秋


 俳子のインターネット歳時記 写俳版