新     茶  *

          夏…白紐を 引きて新茶の 封をとく
            蓋開き 新茶の香り 欲しいまま

            新茶汲む 庵にひとつの 欠け茶碗
            新茶汲む いつも通りの 手順にて

            新茶汲む 虚静恬淡 ほど遠く
            茎太の 茶柱の立つ 五月来る

            新茶のむ 獅子鼻深く さしいれて
            古き良き 時代もありぬ 新茶のむ
            久闊を 叙すれば庵に 新茶の香

            萩焼の うつは枇杷色 新茶のむ
            新茶のむ 静かこころの 一夜客


            焙茶の 熱きをもちて 暑を制す   俳子


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