十     薬  *

         夏…堂裏の 陰濃きあたり 十薬咲く
           十薬や いつまで続く 経の声

           十薬の 白十字花が 五六十
           十薬の 花に垂れたる 傘雫

           十薬や 厠の奥の 土湿り
           十薬や 庭の湿りに 匂ひ立つ

           十薬の 八重ともなれば 重薬に
           婆さまの 真顔がおかし どくだみ茶

           憎しみも 愛あればこそ 茶どくだみ
           どくだみは 苦く十薬 甘しとも    俳子




              八重咲きのジュウヤク

              秋の十薬

      前頁(海芋)へ  この頁のTOPへ  次頁(茨の花)
  575 俳子ワールド
 俳子の俳句横丁
 神戸観光名所歳時記
 須磨・句碑めぐりの旅
 俳子の守破離俳句
 俳子の独断状
   ホームへ

 俳子のインターネット歳時記 夏


 俳子のインターネット歳時記 写俳版