十 薬 * 夏…堂裏の 陰濃きあたり 十薬咲く 十薬や いつまで続く 経の声 十薬の 白十字花が 五六十 十薬の 花に垂れたる 傘雫 十薬や 厠の奥の 土湿り 十薬や 庭の湿りに 匂ひ立つ 背信の人 どくだみの庭またぐ 十薬の 八重ともなれば 重薬に 婆さまの 真顔がおかし どくだみ茶 憎しみも 愛あればこそ 茶どくだみ どくだみは 苦く十薬 甘しとも 俳子 |
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八重咲きのジュウヤク |
秋の十薬 |
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