氷    菓   *

           夏…天蓋の 壊れぬうちに かき氷
             早よ食べや 腹で融かすが かき氷
             かき氷 をみなの匙の ためらはず

             宇治の山 こぼちて吾子の かき氷
             舌頭に 載せて氷菓の 融くるまで

             別腹に 融くるも早き 氷菓子
             君まぶし 氷菓一盞 とけやすし

             微笑みをください 氷菓とけぬ間に
             恋淡し 融けて崩るる 氷菓子

             アイスクリーム 舐めてをみな子 盛りなる
             アイスクリーム 舐めて男の 尻痒し

             初恋や ワインゼリーの 揺らぎめく
             氷菓舐む 強がり言ふの よさうかな

             匙なめて 終るを惜しむ 夏氷
             一盞の 氷菓とけゆく まま置かる   俳子


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