桜  ( 3 )          *


                 春…人はいさ 心も知らず 花ぞ散る
                    さくらさくら さくらのはなの ちりぬるを

                    ときをりは 風立ちをりて 花吹雪
                    散る花の しばしとどまる 風の道

                    前髪に かかる落花を 愛しむ
                    咲きもせず 散りもせず生き 花惜しむ

                    湯の宿の 日暮れを急ぐ 飛花落花
                    簪に 飛花落花の 艶姿

                    飛花落花 供割事件 勃発地 (三宮神社)

                    桜散る 水やはらかき 池の面に
                    桜散る 男は黙して 去るのみか

                    桜みくじ 四百四病の 外なれば (京都・平安神宮)
                    ひとひらの 花屑旅の 鞄より

                    人知れず 明日は散りなむ 山桜
                    花散るを 意にも留めずに 昼寝猫

                    咲けば散り 散れば花屑 一匁
                    箒目に 沿ひ残りてや 花の屑

                    いざよひつ 早みつ花の 屑流る
                    できかけて 崩れてできて 花筏

                    瀬に早み 淵に淀みて 花筏
                    花筏 崩るる際の 早流れ

                    今年また 花に喜び 花に泣く
                    産土の 花は咲くらむ わが死後も

                    よもすがら 降りつぐ雨に 桜蘂

                    玉手箱 開ければ煙 花は葉に
                    道遠く 命短し 花は葉に    俳子


                        再度公園の池に散る桜

                            花 屑

                               桜蘂

                           桜蘂と桜の実

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