木    蓮  *

          春…老尼の 胸に開けり 紫木蓮
            寂光を 放ちをるかに 白木蓮

            仏より 届く明かりか 白木蓮
            木蓮に 仏座りの 蘂あまた
            木蓮に 宿る仏の おはすやも

            紫木蓮 通るも細き 禅の道
            紫木蓮 命のあるを 謝すことも

            木蓮の 花芯に宿る 菩提心
            夕づつや 白木蓮の 暮れ残る

            咲き倦むや 花びら反らす 紫木蓮
            木蓮の 黄ばみ汚れて 散りにける    俳子


                                               




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