蘆  の  角   *

          春…宇麻志阿斯 訶備比古遅神ゆかりの 蘆芽ぐむ
            蘆芽や 川の流れに 光あり

            刈りあとの 蘆の芽ぶむを 眩しめる
            風強し 蘆の芽尖る 川水辺

            蘆の芽の 出づればすでに 天を指す
            蘆の芽や ひと傷つけぬ 角をもち

            蘆の角 わづか一寸 天を突く
            蘆の角 風に負けざる 丈をなし

            蘆の角 一葦の水の 清くして
            蘆の角 避けてぞ川の 早流れ

            不揃ひの 角つきだして 蘆の原
            わが余生 蘆の芽ほども 尖らざる    俳子



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