俳子のインターネット歳時記 INDEX版 春 |
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俳子のインターネット歳時記 INDEX版… 春 夏 秋 冬 | ||||||||||||
俳子のインターネット歳時記 INDEX版 春 * | ||||||||||||
あ | か | さ | た | な | は | ま | や | ら | わ | |||
い | き | し | ち | に | ひ | み | り | |||||
う | く | す | つ | ぬ | ふ | む | ゆ | る | ||||
え | け | せ | て | ね | へ | め | れ | |||||
お | こ | そ | と | の | ほ | も | よ | ろ |
俳子のインターネット歳時記INDEX版 春 - は | ||
馬珂貝 | 馬珂貝の 砂まきあげて 砂が中 | |
馬珂貝や からだ隠して 舌を出す | ||
蜂 | 俳子のインターネット歳時記(写俳版) 蜂 へ | |
初 花 | 俳子のインターネット歳時記(写俳版) 初花 へ | 初桜 |
花 屑 | 俳子のインターネット歳時記(写俳版) 花屑 へ | 花の塵 花筏 |
花蘇芳 | 俳子のインターネット歳時記(写俳版) 花蘇芳 へ | |
花 韮 | 俳子のインターネット歳時記(写俳版) 花韮 へ | |
花水木 | 俳子のインターネット歳時記(写俳版) 花水木 へ | |
母子草 | 俳子のインターネット歳時記(写俳版) 母子草 へ | |
春 | 俳子のインターネット歳時記(写俳版) 春 へ | 初春 |
春浅し | 暁天に 月細うして 浅き春 | 浅春 早春 |
子を呼べず 親にも会えず 春浅し | ||
目を閉づる 縁切り地蔵 春浅し | ||
浅春の明石や 暗き波寄せて | ||
春浅し 浚渫船の 遅々として | ||
春一番 | 六甲の 山ゆるがせて 春一番 | 春二番 |
青春の 真つ只中や 春一番 | ||
直角に 曲れぬ車 春一番 | ||
春一番 ひかりの扉 押し開く | ||
春一番 保革油匂ふ グローブに | ||
一番で なければ駄目か 春二番 | ||
本当は こちが本番 春二番 | ||
春惜しむ | 居留地の 栄華偲びて 春惜しむ | 惜春 |
春惜しむ 畿内西の端 須磨が関 | ||
須磨琴や 惜春の情 捨てがたく | ||
惜春や 湯の町の空 暮れなづむ | ||
惜春や サイ舎に今も 主なく (王子動物園) | ||
野に出でし より惜春の 人となる | ||
春惜しむ ほかにこの世の なに惜しむ | ||
春惜しむ やがて仏と なる身にて | ||
大仏の 猫背見ながら 春惜しむ | ||
惜命に執せず 春を惜しむとも | ||
並々と 盛る惜春の 盃に | ||
惜春の 心余りて 言足らず | ||
春キャベツ | 俳子のインターネット歳時記(写俳版) 春キャベツ へ | |
春炬燵 | 老い人の 足より萎えて 春炬燵 | |
爺婆の 足根が伸びて 春炬燵 | ||
老ふたり 頭を垂れて 春炬燵 | ||
ひもすがら ものぐさ太郎 春炬燵 | ||
用無しや けふも呆けて 春炬燵 | ||
自堕落の ここに始まる 春炬燵 | ||
春炬燵 まなかは猫の 指定席 | ||
吾輩も 猫も腰抜け 春炬燵 | ||
猫好きや 背ナを丸めて 春炬燵 | ||
独尊の 猫かしこまる 春炬燵 | ||
春炬燵 老いては猫に 従ひて | ||
欠伸してより 囚はれの春炬燵 | ||
春 寒 | 春寒や 少し斜めの 怒り文字 | 春寒し |
春寒の 日々ゆるびたり 締りたり | ||
春寒や まだあたたかき 仏にも | ||
春寒し 火葬が妻の 喉仏 | ||
こだまして 春寒のこゑ 裏返る | ||
春紫苑 | 俳子のインターネット歳時記(写俳版) 花紫苑 へ | |
春時雨 | 俳子のインターネット歳時記(写俳版) 春時雨 へ | |
春ショール | 春ショール 両手ひろげて 鳥になる | 春マフラー |
春ショール 抑へる指の 美しく | ||
春セーター | 恋はじめ 胸つきだして 春セーター | |
ぶかぶかの 春セーターや 吾子の恋 | ||
春 菜 | 節立ちの 手に柔らかき 春菜かな | |
春菜煮て 嵩も小さき 一握り | ||
春の朝 | 春朝や 寝てても廻る 水の星 | |
春の雨 | 茅葺の 屋根に吸はれて 春の雨 | 春雨 |
春雨に 濡れて清玄 桜姫 (『桜姫東文章』より) | ||
春雨や をみなも濡れて 行きたがる | ||
春雨と あなどる遠出 ずぶ濡れに | ||
春雨に うたれて鳩の 毛繕ひ | ||
春の海/春の波 | 俳子のインターネット歳時記(写俳版) 春の海/春の波 へ | 春の磯 春潮 春怒涛 |
春の湖 | さざなみて 光を弾く 春の湖 | |
春の蚊 | 春の蚊の 翅も体も うすみどり | 蚊(夏) |
春蚊なら まだ許せると 仏顔 | ||
春の蚊の 動き嫋やか 放免す | ||
春の風 | 海を向く 透かし窓より 春の風 | 春風 春疾風 |
川に来て くの字に曲がる 春の風 | ||
大仏の 尊顔よりかや 春の風 | ||
靡くもの つき従へて 春の風 | ||
春風や 美顔の少女 かけ抜くる | ||
黒髪に 春風のせて 舞ひ来たる | ||
どの子にも 優しき春の 風となる | ||
坂道を 下る自転車 春疾風 | ||
春疾風 噴火しさうな ニキビの子 | ||
春疾風 竹の打ちあふ 音高し | ||
春の川 | 俳子のインターネット歳時記(写俳版) 春の川 へ | |
春の潮 | 鉢伏の 山裾洗ふ 春の潮 | 彼岸潮 渦潮 |
瀬戸内の 春の潮は 浜に沿ひ | ||
波うねる 春のめまひの 続くかに | ||
時折は 春の渦なす 明石の門 | ||
海峡の うしほはあれど 渦なせる | ||
親指の 指紋の中の 春の渦 | ||
春潮の 流体力学 渦を巻く | ||
春潮や 沖ゆく船の ひと並び | ||
春の障子 | 家中の 春の障子を 開けはなつ | |
春の空 | 春天へ 投げて光と なるボール | 春天 |
春天を 音なくゆるり 飛行船 | ||
春の月 | 俳子のインターネット歳時記(写俳版) 春の月 へ | 春月夜 春満月 |
春の野 | 俳子のインターネット歳時記(写俳版) 春の野 へ | 春郊 |
春の鮒 | 俳子のインターネット歳時記(写俳版) 春の鮒 へ | 初鮒 子持鮒 |
春の蛇 | 俳子のインターネット歳時記(写俳版) 春の蛇 へ | |
春の水 | 俳子のインターネット歳時記(写俳版) 春の水 へ | 水の春 |
春の日 | 目つむりて 春日の赤き 薄まぶた | 春陽 |
春陽来復 人は光で ものを見る | ||
春の日や 光の重さ はかりかね | ||
ハムを切る 春の日透くる ほど薄く | ||
春の山 | 羊水を 舐むる母猿 春の山 京都・嵐山 | |
海の香を 背負ひて登る 春の山 須磨浦公園 | ||
春の闇 | 俳子のインターネット歳時記(写俳版) 春の闇 へ | |
春の雪 | 俳子のインターネット歳時記(写俳版) 春の雪 へ | 牡丹雪 淡雪 斑雪 雪解 |
春の夕 | ゆるやかに ソナタ奏でる 春の夕 | |
春の夜 | 春の夜や やはらかきもの 横たはる | 夜半の春 |
春の夜に 蕾のやうに 開く五指 | ||
春の夜や 言葉にすれば 嘘になる | ||
暗がりの 美声に出遭ふ 春の夜 | ||
春の宵 | 見ないでと 云ひて気をひく 春の宵 | 春宵 |
春の宵 刺ある花を 胸に抱き | ||
色も香も 乙女めくかや 春の宵 | ||
春宵や 猫もささやく I love you | ||
十字路を 抜けて春宵 交差点 | ||
春疾風 | 縄文の 鯨面土偶 春疾風 | |
春疾風 発電風車 フル稼働 | ||
春日傘 | 俳子のインターネット歳時記(写俳版) 春日傘 へ | 春闌く |
春深し | 春闌けて 朝寝朝酒 昼あくび | |
春闌けて 隣もつられ 欠伸人 | ||
春闌けて 兵庫運河の 水淀む | ||
花園の 五彩七光 春深し | ||
春更けて 十色にあまる 花の園 | ||
深春の 花を絶やさず 街花壇 | ||
街行けば 百花繚乱 春深し | ||
咲き満ちて 千紫万紅 春深し | ||
裸婦像の 春花園に 横たはる | ||
春闌けて 昭和の匂ひ 残る街 | ||
春闌けて 鏡の中の 化身顔 | ||
春闌けて 埃がほどの 誇り片 | ||
春闌けて 目には見えねど 昼の星 | ||
春闌けて 微熱表面 温度かな | ||
世に遠き 溜息ひとつ 暮の春 | ||
春闌けて 眠れぬ夜を ミュージック | ||
春闌けて 天地有情の しみじみと | ||
春マスク | 長髪の 耳美しき 春マスク | |
ジョギングと うがひ手洗ひ 春マスク | ||
春マスク 実話噺も 嘘めきて | ||
春騒然 マスクで隠す 嘘まこと | ||
春闇の 街彷徨の 黒マスク | ||
ただならぬ 世を飄々と 春マスク | ||
一憂も 一苦も隠す 春マスク | ||
春めく | 光より 始まるひと日 春きざす | 春動く 春きざす |
春きざす 光と影の はざまにも | ||
仏心や 指紋の渦に 春きざす | ||
春動く 豪華客船 出航す | ||
春めきて 大地胎動 空驚天 | ||
春めきて 技芸修達 伎芸天 | ||
春めきて 波打ち際の うつせ貝 | ||
春めきて 語尾やはらかき 京をんな | ||
春めくや 絹のひかりを 君まとふ | ||
襟元の かさねの色目 春めける | ||
春めきて 体の芯の ほぐれけり | ||
春料理 | 円卓を 廻して中華 春料理 | |
なによりも 色のはなやぐ 春料理 | ||
バレンタインデー | 俳子のインターネット歳時記(写俳版) バレンタインデー へ | 愛の日 |
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