カトレア
 
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     2022年 冬 ( 4 )  *  
 照り降りの せわしき日なり 里しぐれ
 冬雲の 流るる速さ 家傾ぐ
 傷心の 君が肩抱く 冬夜道
 死ぬほどの 恋など知らず 枯蓮に
 病みびとの 薄きくちびる 枇杷の花
 冬薔薇 悼み言葉を 口籠り
 枯菊や 未練がましき 色残す
 白鳥の 不時着一羽 二羽三羽
 着水の 稚拙も楽し 白鳥来
 白鳥の 長き助走や 池羽搏つ
 行く雲も 戻る千鳥も 須磨の関
 水の上に 声を重ねて 鴨鳴けり
 水鳥の 食む水草の 水しづく
 鴛鴦の雄や 雌尾の影を追ふ
 輪の外に 鴛鴦の雄 一羽だけ
 別々の 夢見て鳥は 鴛鴦に
 梟や 両目のほかは 老い深く
 鳩鳴くや 冬ざれの森 笑ふかに
 鵯の 黒きくちばし 実南天
 千鳥鳴く 御代もありけり 須磨が浜
 極道猫 長き冬毛を 逆立てて
 達観の 境地は遠し 冬至光
 湯もみして 十指に余る 柚子揺らす
 冬湯治 柔肌なじむ 湯湧の湯
 ユダの餐 サラダセロリを 噛みくだく
 冬空に 腰布一枚 はりつけに
 聖夜祭 牧師と神父 あひまみえ
 クリスマス 闇にほのぼの 和蝋燭
 ひとつ灯に ひたひ寄せあふ クリスマス
 憧れの ひととハミング クリスマス
 馬車に乗り ポインセチアの 夢の街
 冬の家に 肩寄せ合へり 闇なごむ
 カトレアや 学生街の カフェテラス
 華やぐや カトレアの鉢 置く窓辺
 カトレアに笑みて 良家のお嬢さん
 カトレアや お伽の国の お喋り女
 冬酒場 腕に錨の 刺青の
 ライターに ぽつと火のつく 冬酒場
 冬銀河 ゐなか銀座の 灯の消えて
 冬の灯の 暗きを急ぐ 帰路となる
 冬の灯の もるる明るさ わが家の灯
 冬の燈や 点字をなぞる 指の腹
 煤逃や 老いても妻に 従はず
 煤逃を 人でなしとは めつさうな
 煤逃の 主いづこや 帰宅せず
 何事も 省くは嫌ひ 古日記
 来し方は 美しか悪しきか 古日記
 はや晦日 わが家にもゐる 山の神
 年暮れて 合ふ穴のなき 鍵一錠

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