神戸よさこいまつり2022
 
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     2022年 秋 ( 4 )   *  
 崩落や 二百十日の 雄叫びに
 台風の 虚ろなる目に 魅入られて
 秋出水 ありしてふ谷 雨太る
 秋出水 爪掻くごとく 山削る
 水の星なれば 幾度も秋出水
 嵐来て 倒れし稲を 起こしけり
 稲束を 起こすも軽き アルミ棒
 倒れたる 稲は軽ろしや 泣くるほど
 台風の それて海抜 零の街
 ゆるき世に なぜに急かるる 秋風鈴
 鳴子手に 神戸よさこい 祭かな 2022.9.3
 正成の 矜持を今に 菊の酒
 菊酒や 羽化登仙の 心地して
 六甲の 新涼に鳴る オルゴール ROKKO森の音ミュージアム
 涼新た 老いに痛みし 総身に
 七節虫の 針金ほどの 細き影
 七節虫の なくて七癖 脚離落
 竹節虫は 極細にして 力持ち
 ナナフシモデル 歩行ロボット 開発中
 逆光の中や 七節虫神と化す
 叢の 風に歌へや きりぎりす
 戯れに 指もて弾く 放屁虫
 放屁虫 いやがる人へ 屁をかます
 蓑虫や 雨を通さぬ 蓑まとふ
 蓑虫の 闇夜に落つる 蓑しづく
 遊逸を 欲りて蓑虫 宙吊りに
 跳ぶいなご 稲より立ちて 稲に帰す
 野に入るや 俄か蜻蛉の 空となる
 赤とんぼ 古墳テラスの 日溜まりに 五色塚古墳
 とんぼうの とまる郵便 ポスト赤
 竿先に とまる蜻蛉や 右顧左眄
 石の上に 影をつくらず 秋茜
 とんぼうが 首を傾げて 空を噛む
 石を噛む蜻蛉や 我は臍を噛む
 とんぼうに 席を取られて 外野席
 とんぼうを 目で捕まへて 野に放つ
 残る蝉 いのち傷みて 声なせず
 草の戸や 夜な夜な高き 虫の声
 虫の秋 夜昼となく 鳴きつぎて
 耳洗ふ 声ともなりて 秋の虫
 虫また虫 声はすれども 闇また闇
 街音の 虫の音のみに なりし真夜
 闇動く 眠れぬ夜の 虫浄土
 まどろみの 浅きが楽し 虫遠音
 庭の虫 身中の虫 虫すだく
 大仏の 中は空洞 鉦叩
 百叩き しても飽きずか 鉦叩
 鈴虫の 触覚長し 闇撫づる
 鈴虫の 長き触覚 先踊る
 こほろぎも 昆虫食の 材料ぞ
 昆虫食 たべて聞こうぞ 虫時雨
 声高に 鳴けば消ゆるか 虫の闇
 虫瞰図 てふもありてや 草の秋

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