花菖蒲
 
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     2022年 夏 ( 8 )   *  
 江戸美人 ゐるやも知れず 菖蒲園
 遠きにも 堀切村の 花菖蒲
    歌川広重 「名所江戸百景 堀切の花菖蒲」
 真青なる 映し鏡や 花菖蒲
 あでやかや 水に色添ふ 花菖蒲
 紫の 色を競へり 花菖蒲
 黄菖蒲に 紫菖蒲 白菖蒲
 一花とて 同じ色なし 花菖蒲
 古風なる 名をば賜り 花菖蒲
 和の色を 配してみやび 菖蒲園
 万の目に ひるむことなし 花菖蒲
 流れざる 水の昏きに 花菖蒲
 花菖蒲 名札もつけず 群れ咲きて
 池の面の 影揺れやすし 花菖蒲 
 菖蒲園 一花の色の 強すぎて
 花菖蒲 雨の匂ひに 倦むまでを
 人去りて 風にも揺れず 花菖蒲
 花菖蒲 夜は無明の 闇が抱く
 秋待たず はやも実をなす 花菖蒲
 紅花や 黄に咲きそむも 艶やかに
 紅花や 切なき色を 唇に
 熟れ落つる 李の園に 履を納る
 すもも食む キスするやうに 唇を寄せ
 酸つぱしよ 初の李も 初キスも
 五月雨の 音の重きが 軒下に
 さみだれて 雨垂れしげき 長庇  善福寺
 声高く 夏の蛙が 田をたたく
 渓流の 隠れ岩より 河鹿笛
 息長し 潜りしままの 青蛙
 街路行く 天下御免の 蟇
 蛇出でて 身じろぎもせず 蟇うなる
 どや顔の 蟇が一匹 舌を出す
 なめくぢの 跡は銀色 影の道
 ぬめぬめと 徹頭徹尾 なめくぢら
 蛞蝓の ぬめりが跡や らりるれろ
 蛆が這ふ 汲み取り式の 古厠
 落し文なれど 懸想の文ならず
 落し文 ひろひて隠す 雑木なか
 尺取虫 尺も取らずに ただ逃げて
 毛虫這ふ この木この枝 この芽にも
 毛虫這ふ 毒針毛を 波打たせ

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