はまなす
 
 
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    ・シアトルの森
 
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     2022年 夏 ( 14 )   *  
 明易し 港めざして 船は出る
 孤を描く 水平線や 明易し
  七月の 湯浴みのあとや 肌曝す
 餌ねだる 声しはがれて 鴉の子
 日あたりて 別れ鴉の 羽の艶
 はまなすや オホーツクまで 自転車で
   函館~札幌~富良野~帯広~厚岸~阿寒湖~網走まで、
   6泊7日のサイクリング旅行。俳子24歳の夏でした。
 はまなすや 波荒き日の 砂浜に
 咲けば散り やがて疎になる 凌霄花
 浮気すなとや 現の証拠を 突きつけて
 虎尾草は踏みても 虎の尾は踏まず
 おのが香に 酔ひたる百合や 剪み切る
 掘り出して 剥けば剥くほど 百合の皮
 まろき実を 三日三晩の 土用干し
 紫蘇入れて 丸玉君子 豹変す
 からむほど 枝張り合うて 夏木立
 夏木立 真すぐに伸びて 幹太し 森林植物園・シアトルの森
 君も吾も 影を持たずや 夏木立
 ひんやりと 乾きし風や 夏木立
 夏木立 人の集へば 風なごむ
 河骨や 水突き出でて 音もなき
 水中の 花のなきがら 開き咲く
 瓶なかの 虚ろを埋めて 水中花
 瓶筒に 溺死せしより 水中花
 なかなかに 器量よしなる 屑金魚
 覗く目を 覗き入りたる 出目金魚
 痘痕づらほど 蘭鋳のかはゆくて
 薄情な 金魚や尾鰭 ひるがへす
 鉢なかを 遅れて廻る 金魚の尾
 小言にも ひらひらひらの 金魚鰭
 日の当たる 窓際そばの 金魚玉
 金魚棲む 頭蓋がほどの 水の玉
 金魚鉢 いつもひとりの ワンルーム
 部屋灯り 丸く映して 金魚玉
 金魚には 丸く小さき 白き空
 さびし夜に 身を寄せあへる 恋金魚
 灯を消して 金魚と同じ 闇に棲む
 夢まろし 金魚も鉢に 寝過ごせり
 寝不足の金魚や とろき泡もらす
 デカ腹の 金魚脱糞 水腐る
 一円の 水平らかに 金魚死す
 弔ひや 金魚をゴミの ごとつまみ
 無に近く なるまで磨く 金魚玉
 野の川を 上る目高の ひと並び
 ここが好き 目高が群るる 里の川
 夕暮れて ぎょろり目高の 目玉かな
 泳ぐのは 目高の目玉 十余り
 水替へて 精気失せたる 目高かな
 緋目高の死して 空しきひと夜の喪
 目高失す 水嵩ふえし 用水路
 うきくさに 根のある不思議 ただよひね

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