アメンボのつがい
 
      
    鳥の死骸
 
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     2022年 夏 ( 12 )   *  
 あめんぼは 水を磨きて 空磨く
 水上の ブレイクダンス 水馬
 雨の輪に 水の輪足して あめんぼう
 あめんぼの 水輪くづして 池の端まで
 六月や 鏡の奥に 狂気秘め
 夏至愉し みんなで帰る 野辺の道
 玉砕が 玉砕を生む アッツの夏
   1943年5月29日、アッツ島の日本軍守備隊が全滅。
   これを「玉の如くに清く砕け散った」と美化して以降、
   沖縄戦に至るまで、玉砕が連綿として続く。
   いくさのなんたるかを知らず、玉砕を命ずる将校、
   玉砕しなければ、軍律違反で自決するしかない兵、
   将兵に死を強要することによってしか戦意を高揚できない軍首脳。
   こうして、戦術的にはまったく意味のない玉砕が、
   次の悲惨な玉砕へと引き継がれ、連鎖していく。
   水木しげるの漫画 『総員玉砕せよ!』 などを、参照ください。
 六月の 死してバンザイ 峠かな
   Banzai Cliffはサイパン島最北端の岬。
   1944年6月15日 - 7月9日、追い詰められた日本兵や民間人が、
   80m下の海に身を投じて自決した。
 玉砕の 血反吐が色や 沖縄忌
 扶桑花 身投げの崖に 投げ入れて
 日本軍 慰安婦マップ 紙魚惑ふ
 裏路地の どこ曲りても 濃紫陽花
 水無月や 空まで水の 匂ひ満つ
 水無月や もの見るときの 色眼鏡
 梅雨の川 岩越す水の 音溢れ
 水の上に 水重なりて 梅雨の川
 水の上を 水が越えゆく 梅雨の川
 梅雨滝や 轟音ひびく 耳が中
 梅雨の朝 傘に押されて 会社まで
 梅雨の傘 しづく切りても 切りきれず
 雨垂れの 一滴ごとに 梅雨の音
 軒しづく 口あけて泣く 梅雨の夜
 行く人に 蹴られて無惨 梅雨きのこ
 梅雨きのこ 薙ぎはらはれて 笠なしに
 梅雨茸や 三日も経てば 笠潰ゆ
 梅雨冷や 医師が指さす 胸の翳
 梅雨寒の 渋滞抜くる 救急車
 コロナ禍や 梅雨空重く のしかかる
 梅雨寒や 骨だけ遺る 鳥かばね
 横書きの 旧かな俳句 梅雨寒し
 イタリアの 長靴重し 梅雨の子に
 ひとり居の 夜の梅雨寒 身にしみて
 死するかに 葉裏に眠る 梅雨の蝶
 降りやみて いづこよりかや 梅雨の蝶

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