寒 椿
 
  575 俳子ワールド
 俳子のインターネット歳時記
        写俳版
 俳子のインターネット歳時記
        INDEX版
 神戸観光名所歳時記
 須磨・句碑めぐりの旅
 神戸グルメ紀行
 俳子の守破離俳句
 俳子の独断状
   ホームへ
    2022年 新年・冬 ( 3 )   *  
 北限の 星見し夜や 霜深し
 強霜や 山家夜更けの 闇きしむ
 日に痩せて ひと夜に太る 軒氷柱
 これはもう 天女が絹衣(すずし) 草氷柱
 持ち上げて 崩れて消ゆる 霜柱
 霜柱 解けて残りし 土柱
 底冷や 老いが足より 忍びよる
 肩抱きて 諫め励ます 声凍つる
 魂叫ぶ 凍裂音の 響く夜に
 天然の 氷切り出す チェーンソー 自然体感展望台 六甲枝垂れ    
 氷室へと 厚さ三寸 氷板
 冬錆の 錨おろして ロシア船
 寒風に 古りし墓石の 露西亜文字
 飢寒の地や 開墾するも 易からず 北海道開拓史
 一鍬も たたぬ寒土を 掘りてみる
 鎌鼬 絆創膏の 痛ましく
 寒林や 明るき空に 枝はりて
 日だまりを 選りて寒林 通り抜く
 寒ぼたん 助六傘の 影が下
 みづからの 深紅に朽ちて 冬薔薇
 寒椿 死は垂直に 落ちてくる
 寒椿 一輪落ちし 後の寂
 寒桜 鳥一羽だに 寄らしめず
 寒禽の一声 空を裂きあがる
 寒の鴨 尻つき出して 藻をあさる
 狐火や 闇でまなこを 洗ふ間を
 逃げ迅し 影置き去りの 寒鴉
 だみ声を 残して去りぬ 寒鴉
 餌やれば 鳩に遅れて 寒雀
 寒鶯や 歌を思ひて 声のなく

  2021年 新年・冬(2)へ  TOPへ   2022年 新年・冬(4)

     俳 子 の 俳 句 横 丁

 2022年…新年・冬1 / 2 / 3 / 4
    春1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 / 9 / 10 / 11
    夏1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 / 9 / 10 / 11
     / 12 / 13 / 14 / 15 / 16
    秋1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6
    冬1 / 2
 2021年…俳子の俳句横丁 INDEX 2021
 2020年…俳子の俳句横丁 INDEX 2020
 2019年…俳子の俳句横丁 INDEX 2019
 2018年…俳子の俳句横丁 INDEX 2018
 2017年…俳子の俳句横丁 INDEX 2017
 2016年…俳子の俳句横丁 INDEX 2016
 2015年…俳子の俳句横丁 INDEX 2015
 2011年~2014年…俳子の俳句横丁 INDEX 2011~2014
 2003年~2010年…俳子の俳句横丁 INDEX 1