霜
 
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      2021年 冬 ( 5 )   *  
 セーターや 膨らむべきは 膨らみて
 セーターの 膨らむ方に 日が当たり
 セーターや 心のいびつ 隠しくれ
 セーター脱ぐ ピチパチパチと 静電気
 蒲団干す 寝相悪きを さらすかに
 帰るなり 風呂めし蒲団 高いびき
 蒲団より 手が出て闇を 掻きむしる
 冬霧を 抜けてステルス 戦闘機
 十二月 八日こぞりて 戦争へ
 開戦日 進軍ラツパ 勇ましく
 反対の ひと皆無にて 開戦日
 おもしろく やがて悲しき 開戦日
 開戦日 人皮の焦ぐる 臭ひして
 開戦日よりや 亡者の長き列
 漱石忌 髭豊かなる デスマスク
 冬の燈や こころに遠き 痛みもち 神戸ルミナリエ
 さやうなら 死者にも分かつ 冬燈
 小夜更けて 冬の燈ひとつ 隅照らす
 闇に向く 燈火ひとつ 帰路寒し
 冬の灯の 等間隔の 直線路
 冬の灯の どれも小さく 青白く
 母やさし 帰れば冬の 燈が灯る
 冬の燈や ここに生きとし 生けるもの
 淀川や 川より低き 冬燈
 錨泊の 船にくきやか 師走の灯
 立喰ひの 客にぶつかる 師走かな 神戸南京町
 掻掘の 池荒寥と 初氷 森林植物園・長谷池
 初氷 手水舎の水 透き通る
 赤き実の 綺羅を封じて 初氷
 霜降るや 星の雫を 凍らせて
 満天に 星座組まるる 霜の夜
 霜枯れて 死にゆくものの プログラム
 たましいの 昏きところへ 氷雨降る
 十二月 街に横丁 裏通り
 ふところの 財布の中も 十二月
 財布には 小銭じゃらじゃら 十二月

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