ミミズの死骸
 
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      2021年 秋 ( 1 )   *  
 死に支度 するは早きか 盆用意
 父母の名 祖父母の名あり 墓洗ふ
 墓洗ふ 古き閼伽水 かへもして
 墓洗ふ 墓地が底ひの 声聞きつ
 影薄き 兵が列なす 敗戦忌
 五年後の 自分に会へる 敗戦忌
 八月十五日だけの 反戦家
 紺朝顔 うちの女房は まだ覚めず
 開きては 結んで開く 鉢朝顔
 朝顔の 蔓巻きのぼる 緩き時
 朝顔や 垣根に捨つる 洗ひ水
 華麗なる 嘘をひらりと 秋扇
 わが胸の 愛渇すれば 秋旱
 秋めきて 自然の恵み 人の恩
 秋の日の 色をそへてや 処女塚 処女塚古墳
 折れさうな 棒や七節虫 動きだす
 七節虫や 六本脚も 折れさうに
 七節虫の 節多くして ひ弱なる
 竹節虫と いへど節なき 輩にて
 竹節虫に やさしき風の 吹くことよ
 先端が 好きで温厚 赤とんぼ
 空の青 地に降りをれば うつし花
 底紅や 秘めてかがよふ 才もある
 木毛を 敷きて白桃 送りくれ
 大根蒔く 十指をもちて 土を盛る
 文月や 書きて出さざる 文ひとつ
 御しがたし ちょい悪爺の 敬老日
 顔役の つもりがひとり 敬老日
 ともかくも 長寿を褒めて 敬老日
 濡れ鹿の 妻恋ひをれば 三笠山
      『妹背山婦女庭訓』より
 北斎の 波があげたる 今日の月
 満月に 裏の顔あり あばた面
 引窓に 月の明かりや 長五郎
     浄瑠璃『双蝶々曲輪日記』より
 連れびとの 思ひは知れず 月に雲
 須磨の辺や ただひとりして 月ぞ見む
 月渡るや 天動説を 信じさう
 芋名月 指も驚く 器量よし
 十六夜の 遊女惚れてや 稲瀬川
     『花街模様薊色縫~十六夜清心』より

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