木の実ゴム銃
 
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      2021年 秋 ( 15 )   *  
 林檎もぐ 白き喉元 見せもして
 目覚むれば 顔が林檎や マグリット
      ルネ・マグリット画 『人の子』
 林檎切る 半球笑むが ごと開く
 見た目より 病んで痛んで 熟れ林檎
 倦みし世や 芯より腐る 傷林檎
 飯桐の 赤き実ほどの 人なさけ
 実はまろし からたちの棘 入り乱れ
 樫の実や 森は今年も 豊かにて
 青どんぐり ちょつきり虫が 穴あける
 足音に 驚きをるかに 木の実落つ
 木の実降る 大地をたたく 音確か
 どんぐりに 落しどころと いふがあり
 指先に どんぐり帽子 ふたつみつ
 どんぐりの もじゃもじゃ帽子 風に飛ぶ
 鬼惑ふ 椎の実山の かくれんぼ
 六甲の 七坂八道 木の実落つ
 木の実落つ 音に崩るる 座頭谷 蓬莱峡
 右側に 捩れつ廻る 木の実独楽
 森の音 するやもしれず 木の実独楽
 ゴム銃や 的得て撥ぬる 木の実弾
 皮剥きの 橡の実ひたす 灰汁に
 橡の実を 水にさらすも 十日かな
 実を搗きて 蒸して香をあぐ 橡団子
 柿みのる 静かな里や 晴れわたる
 主なき 屋敷が庭や 柿熟るる
 竿あげて 空の余白の 柿をもぐ
 歯の立たぬ 強渋柿や 先尖る
 ひたぶるに 柿むく祖母や 背ナまろし
 ひたぶるに 渋柿むくや 指黒し
 皮剥ぎて 渋柿どもの 首吊るす
 軒低く 柿を吊るして 大地主
 干柿の 皺のリアルを 食しけり

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