モ  ズ
 
  575 俳子ワールド
 俳子のインターネット歳時記
 神戸観光名所歳時記
 須磨・句碑めぐりの旅
 神戸グルメ紀行
 俳子の守破離俳句
 俳子の独断状
   ホームへ
      2021年 秋 ( 13 )   *  
 ディーディーディー 俳句がわかる 小鳥来る
     「ディーディーディー」は、コガラの鳴き声で、
     「みんな集まれ!いいことがある」 という意味らしい。
     ヤマガラの「ニーニーニー」、シジュウカラの「ヂヂヂヂー」も、
     同じ意味の鳥語で、これらは不思議なことに、
     五七五と同じ音律で、鳴きかわされる…。
 小鳥来て 一瞬深き 黙の刻
 小鳥来る まはりの無言 時止まる
 鳥地獄 虫地獄跡 小鳥来る 有馬温泉
          こぬれ
 小鳥来て 木末隠れに 去りにけり
 啄木鳥の 穴より虫の 霊出づる
                     こげら
 逆しまに 幹かけ下りる 小啄木鳥かな
 鵙の贄 飢餓線上の 骨と皮
 細き枝に 鵙の贄ひとつ 野ざらしに
 太陽の 贄と化したる 鵙の贄
 虫殺め 蛙吊るして 鵙日和
 鵙日和 わが肝ひとつ 木に吊るす
 白腹や 泥地にひそむ 蚯蚓喰ひ
 森の乱 起きたるかに 椋鳥騒ぐ
 血の多き日や 陽だまりの穴惑
 地下街の 迷路八方 穴惑
 樫棒で をのこがつつく 穴惑
 穴惑 五郎太石なき 城垣に
 入る穴に 身を絡めてや 蛇眠る
 鳴くごとに 声細くなる 残る虫
 利鎌虫 変じて今は 蟷螂に
    トガマムシの化石が、久慈琥珀より発見された。
    約8600万年前(中生代白亜紀)の地層からという。
 天道も 人道もなき 祈り虫
 生き下手の うえに死に下手 祈り虫
 奥須磨は 風住むところ 草の穂飛ぶ
 色白き 風になるまで 草の穂飛ぶ
 貼り替へて 影新しき 障子かな
 秋の夜に 由なきごとを あれこれと
 長き夜や 事なき日々を 過ごしゐて
 長き夜や ままにならぬは 針の穴
 長き夜や 円周率を どこまでも
 デジタルの世に アナログの長き夜を
 長き夜に 両目をあけて カメレオン
 書に倦みて 夜長の灯り 猫の息
 長き夜も 半畳で足る 老書生
 長き夜を 昼にしてぞや ホ句の道
 零時過ぐ 街は夜長も 眠らざる
 学遠し 燈火親しむ 老学に
 長き夜を 眠りの壺に 溶かし寝る

    2021年 秋(12)へ  TOPへ   2021年 秋(14)

     俳 子 の 俳 句 横 丁

 2021年…新年・冬1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 / 9
        / 10 / 11 / 12
     春1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 / 9 / 10 / 11
      / 12 / 13 / 14 / 15 / 16 / 17 / 18 / 19 / 20
      / 21 / 22 / 23
     夏1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 / 9 / 10 / 11
      / 12 / 13 / 14 / 15 / 16 / 17 / 18 / 19 / 20
      / 21 / 22 / 23 / 24 / 25 / 26 / 27 / 28 / 29
      / 30 / 31
     秋1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 / 9 / 10 / 11
      / 12 / 13 / 14 / 15
     冬1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8
 2020年…俳子の俳句横丁 INDEX 2020
 2019年…俳子の俳句横丁 INDEX 2019
 2018年…俳子の俳句横丁 INDEX 2018
 2017年…俳子の俳句横丁 INDEX 2017
 2016年…俳子の俳句横丁 INDEX 2016
 2015年…俳子の俳句横丁 INDEX 2015
 2011年~2014年…俳子の俳句横丁 INDEX 2011~2014
 2003年~2010年…俳子の俳句横丁 INDEX 1