マエキオエダシャクの幼虫
 
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      2021年 夏 ( 8 )   *  
 飛び石は 老が歩幅や 花菖蒲
 花菖蒲 池ふちどるに 色余し
 鮮やかや 奥六甲の 谷うつぎ
 風に揺れ 光に揺れて 七変化
 七変化 少し遅れて 雨の音
 紫陽花の 額にはねたる 雨が粒
 紫陽花の 濃き花色に 雨あがる
 山城の 伏兵がごと 濃紫陽花 滝山城址
 家ごとに 紫陽花植ゑて 街神戸
 七変化 けふも変はらぬ 色に咲き
 あめんぼや 足下に広き 水の空
 みづすまし 青空蹴りて 雲に乗る
 みづすまし 跳びて乱るる 水の空
 都へは 水行十日 みづすまし
 平らかな 水凹ませて みづすまし
 みづすまし 水輪に影を くびれさせ
 糸とんぼ 水の光を 羽にのせ
 糸とんぼ 水にか細き 影落し
 字余りの 毛虫がぞろり 俳句帳
 毛虫焼く 殺生臭に むせながら
 尺蠖や いつも未達の 歩を残し
 尺蠖の 歩幅半寸 尺取れず
 尺蠖に 測りてほしや わが余命
 尺蠖は 森ののるまな 測量士
 尺取虫 忍者のやうに 森を這ひ
 尺蠖の 一枝と化して 身隠るる
 みごとなる擬態 しゃくとり枝となる
 尺取虫 速く這へよと 応援し
 時を食むやうに 蚕は桑を食む
 淡黄に 身の透くかいこ 繭ごもる
 うす繭の まろきに眠れ 悲傷の子
 浅白き 蚕さなぎの 眠りかな
 玉繭や さなぎ内より 光ゐて
 天道虫飛ぶ 一天へ翅ひろげ
 花に酔ひ 蜜に溺るる 黄金虫
 楢の葉に 好いた惚れたの 落し文

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