神戸市立森林植物園
  長谷池の睡蓮
 
  575 俳子ワールド
 俳子のインターネット歳時記
 神戸観光名所歳時記
 須磨・句碑めぐりの旅
 神戸グルメ紀行
 俳子の守破離俳句
 俳子の独断状
   ホームへ
      2021年 夏 ( 5 )   *  
 初蛍 水より出でて 火をともし
 蛍飛ぶ 回転椅子の 向く方へ
 川闇に いのちを燃やす 蛍の火
 蛍追ふ 闇うつくしき 川辺道
 川闇に 飛ぶもかなはぬ 草蛍
 蛍死す 小さき籠の 深き闇
 眼裏に 蛍の棲みて 老いらくに
 ぬばたまの 黒髪匂ふ 五月闇
 さみだれて 雨垂れしげき 長庇
 五月雨や 濡れて膨るる 雑木山
 五月雨や 堰堤水を 溢れしめ
 睡蓮の 花開く音 聞こゆほど
 鯉が来て 睡蓮池の 水皺む
 睡蓮や 水より出でて 水疎む
 白蓮や 泥田の匂ふ 朝まだき
 寺池の 濁りゆるさず 蓮の花
 白蓮の 花芯近きに 悟りの座
 白蓮に 極楽よりの 余り風
 ほとけ見し 顔して清し 蓮見客
 蓮池の 河童怪しや 屁の河童
 白蓮の 散りゆく刹那 時とまる
 葬列の 悲咽がえごの 花散らす
 潮騒の 聞こゆる近さ 浜昼顔
 柿の花 こぼれて路地の 昼下り
 朴一花 ちちははおはす 空が上
 花びらの ひとつねぢれて 泰山木
 泰山木の花や 整ひ過ぎもせず
 死後二年 泰山木が 花の中
 卯月光 木の花白き 憂い秘め
 アマリリス 少女ソプラノ 声澄めり
 アマリリス 赤子けなげに 泣き通す
 アマリリス 神説きたまふ ひと静か
 若竹や 伸びゆくものは 天を向き
 背伸びして 天には遠き 今年竹
 竹の皮脱ぐや 傷口ひらくやうに

    2021年 夏(4)へ  TOPへ   2021年 夏(6)

     俳 子 の 俳 句 横 丁

 2021年…新年・冬1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 / 9 / 10 / 11
     春1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 / 9 / 10 / 11 / 12
      / 13 / 14 / 15 / 16 / 17 / 18 / 19 / 20 / 21 / 22
     夏1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 / 9 / 10 / 11
      / 12 / 13 / 14 / 15 / 16 / 17 / 18 / 19 / 20
      / 21 / 22 / 23 / 24 / 25 / 26 / 27
     秋1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 / 9 / 10 / 11 / 12
      / 13 / 14
     冬1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7
 2020年…俳子の俳句横丁 INDEX 2020
 2019年…俳子の俳句横丁 INDEX 2019 
 2018年…俳子の俳句横丁 INDEX 2018 
 2017年…俳子の俳句横丁 INDEX 2017
 2016年…俳子の俳句横丁 INDEX 2016 
 2015年…俳子の俳句横丁 INDEX 2015 
 2011年~2014年…俳子の俳句横丁 INDEX 2011~2014 
 2003年~2010年…俳子の俳句横丁 INDEX 1