アベリア
 
    
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      2021年 夏 ( 31 )   *  
 夕顔の 闇にまぎれて 消えゆける
 選ばれぬ ものらが裏宮 花烏瓜
 花烏瓜 飛びくる夜峨に 網をかけ
 夏空を 欲りて伸びゆく 蔓が先
 葉取りして 夕日のあたる 蒼りんご
 青林檎 胸はり裂くる ほどの飢餓
 歯茎より 滲む血の跡 青りんご
 目つむりて 机上にひとつ 青林檎
 小さくも 葉陰に静か 青胡桃
 アベリアの 花の小さき 匂ひ壺
 アベリアや 釣鐘花に 蜜ためて
 虫つどふ アベリアの香に 誘はれて
 アベリアや 娘おめかし 街に出る
 舞姫や サルビアよりも 濃く炎えて
 サルビアを抛りて 熱き息もらす
 サルビアや 危ふきことを 囁きて
 サルビアや 踏みしだかれて 朱に死する
 渡し場に ポンポンダリアが 花盛り
 月見草 咲きても暗き 夜野面
 君が手で 眠らせたまへ 含羞草
 花つけて お辞儀もうまき 眠草
 恥ぢらひて 葉を畳むるか 含羞草
 草の戸や 蚊帳吊草の さりげなく
 雑草の雄や 蚊帳吊草茂る
 庭手入れ 蚊帳吊草を まず引きて
 爆発だ かやつり草を 掲げ持つ
 蚊帳吊草 裂きて少年 涙せず
 千日紅 移ろひやすき 心もち
 いざ行かむ 憂曇華の咲く 仙境へ
 胸襟を開かば 薄翅蜉蝣舞ふ
 薄翅かげろふ 飛べば空気が 薄くなる
 前の世は 薄翅蜉蝣 いまは姥
 薄翅かげろふ 失ひしものは 軽からず
 大西日 伸びて縮まぬ 劣化ゴム
 西日さす アルミホイルの 裏表

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