ヒナゲシ
 
  575 俳子ワールド
 俳子のインターネット歳時記
 神戸観光名所歳時記
 須磨・句碑めぐりの旅
 神戸グルメ紀行
 俳子の守破離俳句
 俳子の独断状
   ホームへ
      2021年 夏 ( 2 )   *  
 新樹光 巨木生み出す 受光伐
 新緑の 光の渦を 野に放つ
 群れなせる 鳥ひそませて 夜の新樹
 夜の新樹 闇の底より 香の立ちて
 星々の手前 新樹の香馥郁
 鳥鳴くや 目には青葉の 須磨五峰
 青葉して とはの緑ぞ 蘇れ
    原民喜の詩「永遠のみどり」
      ヒロシマのデルタに / 若葉うづまけ死と焔の記憶に /
      よき祈よ こもれ / とはのみどりを /
      とはのみどりを / ヒロシマのデルタに / 青葉したたれ
 新緑に 映えて孔雀の 飾り羽
 風五月 印度孔雀の 羽揺るる
 快なり快なり快なり 風薫る 諏訪山
 風薫る なかでもマスク 外さざる
     「まん延防止等重点処置」が大阪 兵庫 宮城に適用される
 近似的 左右対称 鉄線花
 花蜜柑 みんな若くて 青臭く
 ちちははを 恋へば山辺の 柿の花
 柿の花 ふるさとのこと あれこれと
 ぼうたんの 花ひだ深く かくれんぼ
 崩れゆく さまをとどめて 白牡丹
 滅びゆく ものは美し牡丹散る
 夢蒼し 青葉の夜の 浅眠り
 青葉寒 酸味の強き ヨーグルト
 母の日や 土間厨より 母の声
 母の日や 句集に残る 母の日々
 母の日や 形見に思ふ 母の癖
 母の日や 毒母といふも 母にして
 天蹴りて 足で喜ぶ 嬰の夏
 聖五月 ややこは家の 笑ひ神
 聖五月 天使の靴を かざる部屋
 天窓の 光たばねて 聖五月
 太陽の 翼ひろげて 聖五月
 うしろ手に キスする夕べ 聖五月
 聖五月 二十歳の君が 風になる
 風が繰る 詩集のページ 窓薄暑
 聖五月 鳥は光と なりて翔ぶ
 白紐を 引きて新茶の 封をとく
 蓋開き 新茶の香り 欲しいまま
 新茶汲む 庵にひとつの 欠け茶碗
 新茶汲む いつも通りの 手順にて
 茎太の 茶柱の立つ 五月来る
 新茶のむ 静かこころの 一夜客
 萩焼の うつは枇杷色 新茶のむ
 五・一五 離せば分かる ことなれど
 浦島草 海底都市を 釣りあげて
 浦島草 竜宮城は 煙なか
 迷宮に 出口ありなば 浦島草
 虫濡れて 蕗の広葉が 傘の下
 桐の花 親子三代 うち揃ひ
 アイリスや 窓辺のひとに 恋をして
 雛罌粟や 殺したきほど 美しきひと
 雛罌粟や 風平らかに 野を渡り
 雛罌粟の 楊貴妃のごと 断ちきらる
 﨟たけて 虞美人草の 崩れ落つ

    2021年 夏(1)へ  TOPへ   2021年 夏(3)

     俳 子 の 俳 句 横 丁

 2021年…新年・冬1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 / 9 / 10 / 11
     春1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 / 9 / 10 / 11 / 12
      / 13 / 14 / 15 / 16 / 17 / 18 / 19 / 20 / 21 / 22
     夏1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 / 9 / 10 / 11
      / 12 / 13 / 14 / 15 / 16 / 17 / 18 / 19 / 20
      / 21 / 22 / 23 / 24 / 25 / 26 / 27
     秋1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 / 9 / 10 / 11 / 12
      / 13 / 14
     冬1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7
 2020年…俳子の俳句横丁 INDEX 2020
 2019年…俳子の俳句横丁 INDEX 2019
 2018年…俳子の俳句横丁 INDEX 2018
 2017年…俳子の俳句横丁 INDEX 2017
 2016年…俳子の俳句横丁 INDEX 2016
 2015年…俳子の俳句横丁 INDEX 2015
 2011年~2014年…俳子の俳句横丁 INDEX 2011~2014
 2003年~2010年…俳子の俳句横丁 INDEX 1