縄跳び
 
  575 俳子ワールド
 俳子のインターネット歳時記
 神戸観光名所歳時記
 須磨・句碑めぐりの旅
 神戸グルメ紀行
 俳子の守破離俳句
 俳子の独断状
   ホームへ
    2021年 新年・冬 ( 10 )   *  
 初焚火 煙ばかりを 燻らせて
 縄電車 焚火の駅に 列をとく
 君が瞳の 火の色動く 夕焚火
 夜焚火や 縄文人の 貌をして
 赤と黄と 黒と焚火の 万紅と
 焚火よりや 夜空を焦がす 黒気流
 夜焚火や 見えぬ煙が 鼻をつく
 夜焚火や 言の葉焦ぐる 臭ひして
 燃えさしの 生木泡ふく 浜焚火
 浜風や 焚火痩せたり 太りたり
 磯びとの 笑へば焚火 燃えあがる
 焚火燃ゆ 炎離るる 金砂子
 焚火榾 くづれて火の粉 舞ひあがる 
 火の貌の なまめく夜の 焚火かな
 幽闇に 焚火ほのほの 劫火めく
 さびし夜や 焚火の舌が 闇焦がす
 火の消ゆる 際はさびしも 榾をつぐ
 夜焚火や 心に燃ゆる 炎は失せて
 炉火赤し くすぶり続く 小諍ひ
 火事の夜や ひとり両ひざ 抱きて寝る
 火が紙を 腐食する冬 手紙焼く
 丸火鉢 祖母の背中も 丸かりし
 ひとり居の さびしき股に 火鉢抱く
 古火鉢 この世のことは 灰が下
 黙然と 座すほかはなき 火鉢かな
 熱き息 かけて埋火 燃えたたす
 火消壺 厨の隅の 小暗がり
 先の世に 急ぐがごとく 風花す
 三寒の 潰えて四温 曲がり来る
 一句二句 できて三寒 四温かな
 冬晴や 影踏み鬼の 影法師
 竹馬の 高さほどにや 才たけて
 縄跳の 吾子が自慢の 二重跳び
 軽やかに ダブルバウンス 縄飛べり
 縄跳の 円弧の中や 息はずむ
 輪をもつて 尊しとなし 縄跳べり
 縄跳の 天使軽々 宙に浮く
 縄跳べり 縄が光と 消ゆるまで
 古校舎 入れて縄跳 日暮れまで
 冬夕焼 色になるまで 押し競べ
 日向ぼこ 人は孤ならず 隣あり
 日向ぼこ 噂話に 花咲かせ
 同じこと 何度も問ひて 日向ぼこ

    2021年 新年・冬(9)へ  TOPへ   2021年 新年・冬(11)

     俳 子 の 俳 句 横 丁

 2021年…新年・冬1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 / 9 / 10 / 11
     春1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 / 9 / 10 / 11 / 12
      / 13 / 14 / 15 / 16 / 17 / 18 / 19 / 20 / 21 / 22
     夏1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 / 9 / 10 / 11
      / 12 / 13 / 14 / 15 / 16 / 17 / 18 / 19 / 20
      / 21 / 22 / 23 / 24 / 25 / 26 / 27
     秋1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 / 9 / 10 / 11 / 12
      / 13 / 14
     冬1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7
 2020年…俳子の俳句横丁 INDEX 2020
 2019年…俳子の俳句横丁 INDEX 2019
 2018年…俳子の俳句横丁 INDEX 2018
 2017年…俳子の俳句横丁 INDEX 2017
 2016年…俳子の俳句横丁 INDEX 2016
 2015年…俳子の俳句横丁 INDEX 2015
 2011年~2014年…俳子の俳句横丁 INDEX 2011~2014
 2003年~2010年…俳子の俳句横丁 INDEX 1