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       2020年 春 ( 8 )   *  
 281  春月の 明りに明日の 光見る
 282  春暁や 明けざる夜と いふはなく
 283  豆の花 コロナに負けぬ 心持ち
 284  よく努め めげざる人に 豆の花
 285  水やりて 褒めれば盛る 豆の花
 286  なんといふ ことはなけれど 暖かし
 287  ただならぬ 世にも春日は とこしなへ
 288  しだれ枝の 揺れて色なき 柳陰
 289  不確かな 言の葉ばかり 街おぼろ
 290  渦潮の とけても海の 騒消えず
 291  春泥へ 自粛ポリスが づかづかと
 292  門前の小僧 蛙の声を読む
 293  春闇や 仏は恋の 黙知らず
 294  春闇に 御堂の古き 仏たち
 295  春疾風 平たき道を 説くなかれ
 296  一間を 隔てて並び 卒業す
 297  春人事 一引き二運 三器量
 298  残る鴨 連れ呼ぶこゑの 切々と
 299  春宵に 告ぐる思ひの 浅からず
 300  燕来よ コロナの飛沫 避けて来よ
 301  First come, first served 同じ軒下 軒つばめ
 302  嬉々として 雨に飛びいる 濡れつばめ
 303  a place of wonder アファンの森の 風光る
   アファンとは風の通る所。アファンの森を育てたC.W.ニコルが死んだ。
   C.W.ニコルは、風光るがごとく森を抜けて、
   不思議の国へと旅立っていった。
 304  日にすけて 土筆が茎の 薄明り
 305  穂の下に 土筆袴の ふたつみつ
 306  杉菜でて 古りたるままの 墓所構
 307  一束の 接ぎ松そへて 供華とせり
 308  朝寝して 見るべきほどの 事は見つ
 309  おかしかも 犬が糞する 犬ふぐり
 310  広げたる 大風呂敷に 四月馬鹿
 311  四月馬鹿 乗りて楽しき 口車
 312  ピノキオの 鼻が伸びるぞ 四月馬鹿
 313  万愚節 先は三寸 三千丈
 314  恐れろや 百鬼夜行の 春なるぞ
 315  四月馬鹿 閻魔も嗤ふ 恐怖譚
 316  四月馬鹿 けふつく嘘は あすの嘘
 317  万愚説 嘘を笑へぬ 人のゐて
 318  春おぼろ 確かなことは なにもなく
 319  万愚節 大き嘘ほど まことめき
 320  春マスク 実話噺も 嘘めきて

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