寒  雀
 
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     2020年 新年・冬 ( 4 )   *  
 81  実存の 壊るる音か 霜柱
 82  脳髄に 達する悪寒 霜柱
 83  産みたては 湯気でてをりし 寒卵
 84  寒卵 なれど優しき 肌触り
 85  寒卵 割るやまつたき 黄身出づる
 86  寒卵 焼きてひとりの 昼餉なる
 87  どちが先? フライドチキン 寒卵
 88  龍になる つもりの鯉か 寒の朝
 89  手の届く ほどの距離にや 寒雀
 90  こう云へば ああ鳴く奴や 寒鴉
  91  夕暮れの 空の余白を 寒鴉
  92  色に色 重ねて黒し 寒鴉
  93  寒鶴や あらんかぎりの 声放つ
  94  梟や 闇の声聞き 闇を翔け
  95  青き闇 翔けて梟 音もなし
  96  耳さとし 梟闇の 狩りに長け
  97  闇淋し 死齢を超えて 梟鳴く
  98  寒鷹の 狷介孤高 風痛し
  99  ぬくめ鳥 荒爪の脚 さびしくて
 100  厳しかも 痩せ空海の 寒修行
 
 
 101  寒月下 城山城裏 大龍寺
 102  凍滝や 一山の音 閉じこめて
 103  極北の 星は動かず 月凍つる
 104  言の葉は 野に捨つべきか 月冴ゆる
 105  寒月や 影なす犬の 遠吠えて
 106  天狼に 吠ゆる野人の あれよかし
 107  天狼や 滅するものは 声なさず
 108  天狼や 遠きがゆゑに 小さく見え
 109  寒昴 徳は孤ならず 隣あり
    「子曰。德不孤。必有鄰。」(論語)より
 110  玄冬の 大三角の ゆるぎなし
 111  大寒波 日本列島 やせ細る
 112  学徒征く 山茶花坂の ぬかるみを
 113  テロリスト 芯まで冱つる マッチの火
 114  マッチの火 寄る辺なき身の 寒さかな
 115  吊り橋の 宙に浮きたる 寒さかな 明石大橋
 116  寒燈火 いつもの道を 影薄く
 117  寒き灯や 狭き一間を もれいでず
 118  阿形より 吽形寒き 仁王像
 119  鉄拐山 越えの寒風 須磨太郎
 120  雲足の はやきを嘆く 冬山路

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