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2019年 春 ( 16 ) * | |
601 | 色あらば 萌黄色なる 春の夢 |
602 | 春眠に つづく永眠 大往生 |
603 | 合掌や 春剥落の 如来像 |
604 | 若きより 春混沌を 愛しけり |
605 | 切り口の 美しき年輪 ひこばゆる |
606 | 年輪は 大樹のあかし ひこばゆる |
607 | ひこばえを 避けてぞおろせ 老が腰 |
608 | 色若き 茶葉先二寸 摘み頃に |
609 | 爪たてず 三指が腹で 茶の葉摘む |
610 | 掛けし布 とりてかぶせ茶 摘みにけり |
611 | 牧広し 馬柵に沿ひて 青き踏む |
612 | 踏青や 縦に歩めば あかさたな 六甲山牧場 |
613 | 踏青の 行きつく先は 空の青 |
614 | 遍路宿 足に三里の つぼありて |
615 | 寝て喰おか 座りて喰おか うまごやし |
616 | 野遊びに 飛騨春慶の 弁当箱 |
617 | 草餅の 小さきをふたつ 平らげて |
618 | 穏やかな 空を残して 落雲雀 |
619 | 畦塗るや 土をてかてか 光らせて |
620 | 枯葉より 脂ぎりたる 春落葉 |
621 | 春落葉 踏みて滑落 尾根が道 |
622 | うんらいまつ ふうらいまつ 雲来末 風来末の 葱坊主 |
623 | 鬼あざみ 鬼が隠れりゃ 姫あざみ |
624 | だるまさん だ〜るまさんが 座禅草 |
625 | 花なのか 花でないのか 松の花 |
626 | 松の花 古雅を愛する ともがらに |
627 | 肝心に 要ありけり 松の芯 |
628 | ドロップの 缶の底ひに 残る春 |
629 | それぞれに 謎また多き 春の果 |
630 | 戦なき 御世でありしを 誇る春 |
631 | 青き踏む 昭和平成 令和へと |
632 | 昭和の日 折れし歴史を 復せざる |
633 | 新たなる 御世より遠し 昭和の日 |
634 | 春闌けて 昭和の匂ひ 残る街 神戸元町商店街 |
635 | 平成は 食足世平 春終る |
636 | 平成の 名残りの春も あとひと日 |
637 | 平成の 光や影や 末の春 |
638 | 平成の 最後の春を 惜しみけり |
639 | 灯の消えて 嗚呼平成の 春逝けり |
640 | 古池に 石を放りて 春逝かす |
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