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2019年 新年・冬 ( 4 ) * | |
121 | 鎮魂の トランペットを 寒暁に ビーナスブリッジ「早朝追悼のつどい」最終回 |
122 | 寒朝の 重き扉を 押し開く |
123 | 言の葉を 発さば凍る 朝なれば |
124 | 悴みて 慰霊広場に 立ちつくす |
125 | 悴みて 声のかするる 悲話語り |
126 | 悴むや 閉づれば見えぬ たなごころ |
127 | さざんかの 散るを急ぎて ちりぢりに |
128 | この道を 行くしかないか 冬ざるる |
129 | 寒朝や くちびる強く 噛みしむる |
130 | 寒朝や 目頭熱く なることも |
131 | 冬惨禍 骨にきざみて 忘れざる |
132 | 寒朝や 悲鳴めきたる 鵯のこゑ |
133 | 寒朝や 鶏冠に黒き 血の滲み |
134 | 二礼して 柏手ふたつ 寒の朝 |
135 | 手をうつや 手より離るる 寒の音 |
136 | 瞑目を もちて終りし 寒の朝 |
137 | 白頭も 叩けば鳴るや 寒の朝 |
138 | 方丈の 寒きに消ゆる 独り言 |
139 | 転びても 卓より落ちず 寒卵 |
140 | 寒卵 どの曲線も ただならず |
141 | 温もりの 明りほのかに 寒卵 |
142 | 寒卵 てのひらいつも 柔らかく |
143 | 温めても 命つながぬ 寒卵 |
144 | 指なかで 歪に割るる 寒卵 |
145 | 熱々の ご飯に生の 寒卵 |
146 | 板チョコは 真直ぐに割れず 寒の朝 |
147 | 悴みて なほも艶もつ をみな爪 |
148 | げんまんよ 君の小指の 悴みて |
149 | 軒氷柱 とけて光の 雫かな |
150 | 花びらに 皺寄せつつも 寒の木瓜 |
151 | 空海の 修行せし地や 寒椿 再度山修法ヶ原・弘法大師修法地 |
152 | 寒椿 落ちて平家が 武将首 |
153 | 寒林の 木の間を昇る 月蒼し |
154 | 寒月や 影におびえて 犬吠ゆる |
155 | 天頂に 座して動かず 寒昴 |
156 | 孤高とは さびしきものよ 寒昴 |
157 | 寒昴 仰ぎておのが 小を知る |
158 | 罪憎み 人をとがめじ 寒昴 |
159 | 鍵穴に 鍵廻すごと 寒北斗 |
160 | 風絶えて 深き霜降る 峡の里 |
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