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2019年 新年・冬 ( 10 ) * | |
361 | セーターや 少女の胸の 高鳴りて |
362 | 外套の ボタンひとつを かけ違ひ |
363 | 外套の 襟立て行く 北埠頭 神戸ポートアイランド |
364 | 外套と 揃ひの色の 目深帽 |
365 | 外套の 塵を払ひて 旅終えぬ |
366 | 外套は いつも重たし 脱ぎがたし |
367 | 外套や 脱ぎて人型 残りける |
368 | 着膨れて 反骨人の 気概失せ |
369 | 着膨れて 心の傷を 悟られず |
370 | 抱擁の もどかしきほど 着膨れて |
371 | 着膨れは 不得意中の 大得意 |
372 | 老いぬれば 着膨れ上手 我慢下手 |
373 | 你好と 縫はれて赤き ちゃんちゃんこ |
374 | もの言はず 泣かず笑はず 懐手 |
375 | 手の内は 見せるものかと 懐手 |
376 | もどかしや 行くに行けざる 懐手 |
377 | とりあへず ここが思案の 懐手 |
378 | もの言はず 家にこもる子 冬深し |
379 | 風花や 実らぬ恋と 知りつつも |
380 | 風花の 地にも届かず 消えにけり |
381 | 三寒の グーに四温の チョキとパー |
382 | 三寒の義塚 四温の石仏 |
383 | 鵯や 魔女のごとくに 空を飛び |
384 | 自動車の 下より出づる 冬の猫 |
385 | 冬晴れて 神戸モスクの 塔高し 神戸ムスリムモスク |
386 | 冬晴や 下界に小さき 影ひとつ |
387 | 冬ぬくし 父のふところ 奥深く |
388 | 牛ひつじ 草食む牧や 冬日向 六甲山牧場 |
389 | 牧場に つづく小道や 冬ぬくし |
390 | 洞あけて 永らふ古木 冬ぬくし |
391 | ウイッグを つけて変身 冬ぬくし 「ウィッグ」(wig):装飾や髪型を変える目的で 一時的に用いられるかつら |
392 | 苔むして 朽ちゆく木にや 冬薄日 |
393 | 冬の日を 返して静か 神の山 摩耶山 |
394 | 冬日濃し ハッサム邸の 軒浅し 相楽園・旧ハッサム住宅 |
395 | 冬日向 足下に眠る 土器土師器 大歳山遺跡 |
396 | 同じ世に 隣り合わせて 日向ぼこ |
397 | 日向ぼこ 老の会話の 噛みあはず |
398 | ロボットと 話す老人 冬ぬくし |
399 | 死に近き 人の傍ら 日向ぼこ |
400 | あるだけの 冬日集めて 門跡寺 瑞宝寺公園 |
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