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        俳子俳句セレクション 2019   *
        
      並びゐて 覇気を競はず 寒牡丹
      転びても 卓より落ちず 寒卵
      動かざるは寒し 動けばなほ寒し
      足早に 去れば後ろの 闇凍つる
      三寒の グーに四温の チョキとパー
      銃口の 先の兵にも 日脚伸ぶ
          
      美の壷か 毒入る壷か 花馬酔木
      翼ある ものは空の徒 鴨帰る
      鳥籠に 語ればインコ 春を説く
      風呂敷の 結び目ときて 春放つ
      慟哭の 彼岸の空へ 千の風
       死ぬ死ぬと ぼやきて老が 日永かな
      一山に 一寺一堂 花一樹
      老いらくの 頭にかざす 春キャベツ
          
      紅薔薇に 蜂寄りをれば 虫の王
      少しだけ 拗ねて甘えて さくらんぼ
      雨の日は 花傘閉づる 松葉菊
      黴生うや 死しても伸びる 髪と爪
      妻といふ 白の他人と 花茨
      あめんぼの おのが水輪の 外に出でず
      崩れさうな 君との間合ひ かき氷
      暑き日の とろり腰ぬけ チョコレート
      夜店の灯 射的の弾は よく曲り
      香水の 匂ふあたりの 磁場歪む
      汗拭きて 顔の匂ひの ぬぐへざる
         
      閉ぢぬれば 言ひえて妙の 秋扇
      夜顔の しほれて昼の 薄れ月
      不転退 とんぼは飛びし あとを見ず
      青レモン 青春といふ 手榴弾
      名月や 浄は不浄を きらはざる
      月今宵 海にこぼれて 魚となる
      実ざくろや 口は裂けても もの言はず
      歩をとめて秋 ふりむきて秋深し
      立志伝 とて烏瓜 ほどのもの
        
      憤死する 覚悟はあるか 今朝の冬
      死ぬ暇も なくて勤労 感謝の日
      白障子 客より先に 影を入れ
      泣き下手な 女がひとり 葱刻む
      これもあれも みんな百円 冬バザー
      諦めの 数だけ老いて 去年今年

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