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        2019年 秋 ( 13 )  *  
 481  鳥渡る 大いなる空 あますなく
 482  魚沈み 雁また落つる 隠れ沼
    「毛嬙麗姫、人の美とする所也、
    魚之を見て深く入り、鳥之を見て高く飛ぶ」(「荘子」斉物論)
 483  渋柿の なる数さびし とはいかず
 484  渋柿の 粒小さきも 皮をむき
 485  皮厚く 形いびつに 柿をむく
 486  渋柿を むけば黒ずむ 指の先
 487  歪なる むき渋柿の われに似て
 488  渋柿や 老ゆればわかる 人の味
 489  渋柿や 老いても頑固 一徹に
 490  柿簾 ばあやが奥で 腰のばす
 491  柿すだれ ふるさとの景 すかし見ゆ
 492  七国も 七里もみな 柿の秋
 493  捥ぎてすぐ 皮もむかずに 柿かじる
 494  柿食へば ふるさとの川 近くなる
 495  立志伝 とて烏瓜 ほどのもの
 496  金あれば 諍ひ絶えず 家の秋
 497  浅知恵を つくして葛の 蔓を引く
 498  外に出れば 八人の敵 秋小寒
    七人の敵ではなくて、八人の敵なのは、
    不本意なことをしてしまうかも知れない己という、
    もうひとりの敵がいるから…。
 499  諍ひの 仔細は知らず 暮の秋
 500  臍の緒を かんで死にたる 暮の秋
 501  人は逝き 時は移ろふ 暮の秋
 502  風に背を 吹かれて急ぐ 暮の秋
 503  面なでて つらつら思ふ 暮の秋
 504  竹垣の 縄ひも古りて 暮の秋
 505  乾ぶるも 艶なすものも 暮の秋
 506  俳諧の 肝をぬかれて 暮の秋
 507  いつ死ぬか いづこで止むか 末枯野
 508  薄軽ろき 俳句のことば 秋暗し
 509  耳目冷ゆ 言の葉失せて 口閉ざす
 510  秋陰や 清き流れの 底ひにも 生田川上流
 511  秋声に 和して失意の 琵琶鳴らす 須磨・琵琶塚
 512  荻の穂の 重きが揺らす 風の筋
 513  破芭蕉 風の自在を 知る夕べ
 514  破芭蕉 月なき夜の 余り風
 515  へらへらと 風に笑へる 芭蕉かな
 516  芭蕉葉の 風に痛むを 繕はず
 517  破芭蕉 無能無才の 此一筋
    終に無能無才にして此一筋につながる(松尾芭蕉「幻住庵記」)
    此一筋とは、俳諧の道一筋のこと
 518  盛るより 破れてよりの 芭蕉かな
  519  芭蕉葉の やうに破れて 吾も死すか
  520  秘め事の ひとつやふたつ 破蓮

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