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          俳子俳句セレクション 2017  *
        寒の水 ふふめば沁むる 親不孝
        老どちも 騒ぎをるなり 雪四寸
        雪女 出さうな夜を 息細く
        雪やこんこ 狐こんこん 今夜来ん
        嚔して 地獄の貌の ゆるびたる
        老ゆほどに 五右衛門殿の 頬被

        鳴く鳥に 遅れとらすな 梅の宮
        拝すれば 偏平足の 寝釈迦かな
        国境は あらじかりがね 雲に入る
        やはらかに 濡れて春雨 美人かな
        咲かざれば 散らざるものを 花椿 稚児ヶ墓山
        四月馬鹿 くるくるまはる 河馬の耳
        灘が坂 坂は長坂 花が坂 灘区高尾通 オールあ音の句
        咲けば散り 散れば花屑 一匁
        永き日や 幾度も挑む 早口語
        春暮るる ペンパイナポー アポーペン

        渓谷や 清水八丁 七曲り
        助平ども 祭サンバの お通りだ
        花石榴 悪魔吹奏 赤喇叭
        さみだれて 天水堰を 溢れしむ
        夏衣 まとひて隠す 嘘まこと
        聞く耳を 持たぬとばかり 古扇
        四畳半 一間も広し 蠅叩く
        さびし夜や 金魚がもらす 泡ひとつ
        夏帽を 目深に母の まなこざし
        父さんの いつも無口で 汗光る
        顔の汗 拭きても汗の 顔残る
        つのふりて 強いぞぼくの かぶとむし
        軽羅きて 胸板うすき 無頼派に
        ぶんぶんぶん かなぶんぶんと 飛びきたる

        義を説けり いなごのやうな 声色で
        生ぬるき 風をかえして 扇置く
        蜉蝣の 影の失落 水の葬
        指触れな つまくれなゐの 花襞に
        北窓や 月は見えねど 闇光る
        ひとり寝の 夢に故山の 月明り
        秋深む 禽獣虫魚 草木花
        まこと見て 死にたきものを 夕紅葉

        煮大根や 貧しきときも 病むときも
        自慢句の はや干乾ぶる 十二月

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